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2018年01月11日

6年ぶりに更新!【眼のハナシE】「目がまとまる」。斜位のこと。

<これまでの経緯>
息子が小学校のころから不登校などがきっかけで、親子で発達障害やその他の生きづらさがさまざまな脳機能に無関係ではないことがわかってきました。
2011年には息子の大学病院のローヴィジョン科で外斜視がわかり、
その流れでdayaもアーレンシンドローム(光過敏)による難読症だという事がわかり、
他の機関でアーレン用レンズを作り、
親子で発達障害のテストを受け、それぞれの特性もわかり、
それでも生きづらさは変わりませんが対処法がわかり、
紆余曲折二人三脚で生きてきましたが、
この度なんと!daya老眼。

普通のメガネ屋さんで老眼鏡を書いましたが、目がすごく痛い。
一定の距離からずれるとぐわんぐわんと車に酔ったようになり、
一瞬で吐き気がする。
なによりも、光過敏用に作った色付きレンズとの併用ができない。

というわけで以前お世話になっているメガネ屋さんのところに
数年ぶりに尋ね、私の特殊な眼に対応できる老眼鏡をつくり、
本日受け取ってきました。(←いまここ)

今回のスペシャルメガネを発注したのですがまたいろんな話を教えてもらい、目から鱗話がありました。

2011年の記事も思っていた以上に参考にされている方がいるようですし、
今回のこともなにか役に立つ情報であればと思い、記録として書いておこうと思います。

・私の目になにが起きているのか
眼の状況をチェックしてもらいました。屈折検査、というものです。
受けた方としては、動いているものの見え方の違いなどを確認されました。
一般の視力検査は止まっているものをみているので、あまり意味がないということでした。
言われてみれば、確かにそうですよね。
眼の運動機能を見るということでした。

斜視と斜位の違い
斜視、とは息子もそうだったのですが、目が外側(内側の人もいます)に外れている状態。でもこれは外家nだけの話で、検査をして両目でみれている、両眼視できていれば斜視とは言わないのだそうです。
で、斜位というのは斜視の兄弟みたいなもので、眼の筋肉不足や眼のくせのようなもの。
Dayaの場合は、筋肉がないため頑張ってみれば見るほど目が外れるということでした。
今のところ両眼視はできているので斜視とは言わず斜位がたっぷり入っていると言われました。
斜位は起きている間繰り返されている眼の(外れる)動きなので、とても疲れるわけです。
そりゃそうね。見ようと思えば思うほど外れていくというパラドックス的な筋肉の動きをしていたわけだから。
これには内側に厚いプリズムをいれた眼鏡が必須。
そうすると「目がまとまる」といわれました。

確かに、プリズム入りをつけてみると、目がすっと落ち着いた感じになる。
目が落ち着くと、身体感覚もどこか微細に落ち着いた感じになるのです。
(多動症の子どもも、もしかしたらこれがあるのかもしれないという疑問も浮かんできたけどこれはまたいつか。)

ヴィジョントレーニングを毎日しなくてはいけない眼
筋肉の癖なので、毎日トレーニングをしたほうがいい。
毎日コツコツとやることで、良くはならないけど、現状維持ができるとのこと。
でも、1ヶ月さぼったらまた元に戻りますよって。

老眼とは?
老眼とは、目が悪くなったというより、カメラでいうところのフォーカス機能が止まってしまった状態のこと。
だから距離の調整が目でできないから、手で読みたいものを近くにしたり遠くにしたりすることでみえたりみえなかったりするわけですね。
これまでに作ってみた老眼は1)止まっている状態で 2)ある一定の距離ではっきり見える度数をいれて作ったので、結果的に、私たちは常に動いているのでそこにかなりキツイ度数の老眼を使ったから吐き気がしたのだろうということでした。今回は、私にとってクリアにみえる老眼の3割くらいの弱さにしてもらいました。

光過敏にバックライトはNG!
明るいと目が辛くなるので、ふだんから部屋を暗くしているのですが、そこでスマートフォンのバックライトやテレビ、パソコンなどの明るいものを見ると余計に眩しくなるため、私の目には絶対よくないと注意されました。みるなら、部屋も明るくしてみるようにとのアドバイスをうけました。

そんな私の眼のために今回作った眼鏡はまるでラーメン全部乗せ。
Dayaにとって眼は生活でとても大事。とくに感覚過敏なので、
負担になるような眼鏡のフレームも、レンズによる気持ち悪さも、明るさもなるべく負担のないようにしないと
すぐつけなくなる(つまり無駄になる)のがわかっているので、逆にちゃんとした眼鏡を二つ作りました。

一つは、普段の生活で使う、斜位や光過敏をフォローするもの。

近視、乱視のためのレンズ
斜位のためのプリズム
眼球が筋肉がないため外れやすいので、明視領域の広いレンズに
光過敏のための特殊染色(色付きレンズ)

もう一つは老眼入りの読書や作業用のもの。
上記に
・老眼鏡(弱め)
・ハニカムレンズ
(レンズの表面がハニカム=(ハチの巣のかたち)のように六角形の形をした粒が全面に練りこまれたコーティングのこと。余分な光を抑えることで、無色なのに減光する効果があらわれることでコントラストがアップし、無駄のない視野が保てる。)

を加えてもらいました。

そしてフレームはすごく軽い、邪魔にならないものを。
感覚過敏なので、頭や耳になにかがかかっているのがすごく嫌で、頭痛になってしまったりするのです。

正直、とてつもなくお金がかかってしまったし、これが障害と認められない(日本では眼鏡をかけて状況が改善するケースは、障害保険などの対象にならないのです。)ことにとてつもない社会の遅れを感じましたが、自分の身体と感覚で仕事をしているのでちゃんと自己投資をすることにしました。

実際につけてみての感想。
まだ入手してから数時間なのですが
◉一般用:
世界がこんなにも奥行きがあり、立体感があるのだ!というところに驚いています。
別の星にきているみたいな感覚で、歩くのもちょっと危うい。
身体感覚が全く違うのです。
私がこれまで44年間認識していた世界と、全然違うのです。

◉作業用(老眼入り):
すごく目が楽。
たしかに「目がまとまっている」感覚です。
そしてだからなのか、すごい集中力。
作業がどんどん進みます。
文字が脳みそに到達してくる。

眼鏡屋さんがアーレンシンドロームの疑いがある人には、ぜひ斜位も調べてみてもらいたいと言っていました。
確かにそうでしたね。

息子の眼、今
息子は4年生くらいから外斜視、と診断されてプリズム入りのメガネを中学校までつけていました。
その後、高校生になり、オシャレに目覚め、半年ほどドンキホーテで「文具」として売られている安いコンタクトレンズを使い、私は発狂しそうになっていましたが、目が痛くなり、息子も堪忍してコンタクトレンズの処方箋がもらえる眼科と、昔から通っているローヴィジョン科の両方に行きました。

どちらでも、自分の眼の力で両眼視ができていて、斜視もでていないとのことで、プリズムを今は使わなくてもいい状態です。また歳をとって筋肉が衰えてきたら必要だろうから定期的な検査はするようにと言われていますけど。

ざっと記録してみました。
記録なので読みにくいかもしれませんが、ご了承ください。

ここまでの情報収集能力や、支援をしてもらう力は、
私の発達障害の特性(強みのよう)でもあり、
プロセスワークによる自己理解と交渉力を活かした結果でもあります。

Dayaが教えているプロセスワークについてはこちら

www.changeconflict.com

いろいろと生きづらさはありますが、
手間をかけたり、理解者を増やしたり、工夫をすることで不可能だったことも可能になったり、
道が開かれていくのだと思います。
これを読んでいて、しんどい思いをしている方もぜひ、ご自身にとってのオリジナルな解決策を見つけて言ってくださいね。このブログで書いたことが少しでもその役に立てているのであれば嬉しいです。

記録とはいえ、長くなってしまいました。

そういうわけで、今年dayaにお会いするみなさん、
色付きのメガネをかけていますが、サングラスではありませんので
どうかご理解を!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現在までのいろいろな場面でも眼に限らず、発達障害、難読症、支援する・されるについて、教育問題などいろいろと経験をしました。そこで学んだ事、気づいた事、乗り越えたことやサバイバル術など…
いつか機会があったらまとめてシェアしたほうがいいのかなぁと思ったりしています。

眼鏡屋さんで私のブログでアーレンシンドロームや発達障害のことがわかり、
そこから来ていただいてるお客さんが結構多いんですよーと聞いてびっくりしました。
ニーズがあったんですねぇ。
なんとなく書いていたので、嬉しいです。

以下、過去の記事を読めるようにしました。

===<2011年に書いた眼のハナシ・シリーズリンク>===

再up【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036769.html

再up【眼のハナシA】学校との連携
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036781.html

再up 【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害 
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036789.html

再up【眼のハナシC】Dayaの眼のハナシ。「アーレンシンドローム」「羞明(しゅうめい)」
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036795.html

再up【眼のハナシD】比較なんてできないのに
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036808.html
posted by Daya at 15:07| Comment(0) | 【眼のハナシ】

2018年01月04日

再up【眼のハナシD】比較なんてできないのに

★再upの経緯★
この記事は2011年3月にアップしたものです。
おかげさまでアーレンシンドローム(光過敏)による難読症だという事がわかり、
アーレンレンズを作り、
親子で発達障害のテストを受け、それぞれの特性もわかり、
それでも生きづらさは変わりませんが対処法がわかり、
雨用曲折二人三脚で生きてきましたが、
この度なんと!daya老眼。

普通のメガネ屋さんで老眼鏡を書いましたが、目がすごく痛い。
一定の距離からずれるとぐわんぐわんと車に酔ったようになり、
一瞬で吐き気がする。
なによりも、色付きレンズとの併用ができない。

というわけで以前お世話になっているメガネ屋さんのところに
数年ぶりに尋ねましたところ、私のこの「ブログでアーレンシンドロームや発達障害のことがわかり、
そこからここに来るお客さんが結構多いんですよー」
と聞いてびっくりしました。

確かに昔何か書いた記憶はあったけどそこまで影響があっただなんて、びっくりして検索しましたら、
一つはみれるけど、残りの記事がみれなくなっていました。
なので、きっとこれも何かのタイミングかと思い、再upをする事にしたのでした。
以下です。
昔のテンションなので今の私を知ってる人は違和感があるかもしれませんが、お役に立てるならと思いまして。

今日は私は老眼入りのスペシャルスペシャルメガネを発注してきたのですが
またいろんな目から鱗話がありました。
2011年から現在までのいろいろな場面でも眼に限らず、発達障害、難読症、支援する・されるについて、教育問題などいろいろと経験をしました。そこで学んだ事、気づいた事、乗り越えたことやサバイバル術など…
いつか機会があったらまとめてシェアしたほうがいいのかなぁと思ったりしています。

ま、それはいつになるかわからないので、
とりあえず、昔の記事を読めるようにしますね!

どうぞー!

===<眼のハナシシリーズリンク>===

再up【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036769.html

再up【眼のハナシA】学校との連携
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036781.html

再up 【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害 
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036789.html

再up【眼のハナシC】Dayaの眼のハナシ。「アーレンシンドローム」「羞明(しゅうめい)」
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036795.html

再up【眼のハナシD】比較なんてできないのに
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036808.html

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↓<ここからが過去のブログ記事です。>↓
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息子や私の眼の話をすると
反応が大きく二つに分かれる。

わかってよかったね、の次に

一つは
今まで大変だったしこれからもイロイロ大変だろうけどいい方向に向かうといいね、と応援してくれる声。

うん、そうなの。ありがとう。

で気分よく終わる対話の瞬間。


もう一つは、じゃあもう大丈夫だねとか他の障害の人よりマシだねとかいう声。
言葉にはなってないけど言葉の間に

「大変なのはあなただけじゃないんだからそんな大袈裟にしなくても。あなたなんかよりもずっと大変な人がいるのだから、発言や言動に気をつけなさい。」
みたいなニュアンスがプンプンと匂う。


人の苦しみや大変さなんて比較できないのに。


………………

私はスイスで差別を受けつづけた時に、子供なりにユダヤ人の迫害の歴史と比べて「私が受けている差別はあそこまでひどくない」と我慢した。
心が壊れてしまうまで。


摂食障害になった時に母から
「アフリカでは毎日人が餓死しているのに」
と怒られた。

全然違う問題なのに。私の心が餓死しかけていたのに。

……………

私が私の問題を真剣に受け止め、自分にとっての事の深刻さを受け入れて自分を大切にしはじめた時に初めて
私は人の悩みも 「そんなこと位で悩むなんて」と思わなくなった。

……………

「自分だけが大変だと思うな」

「皆大変なんだからあなたも我慢しなさい」

そんな文化的な規範が日本にはある気がしている。

和を大切にするあまり個人が自分を大切にしにくい社会。

今あらゆるレベルでそのからくりを目にしている。


個人的な生活レベルも、被災地でも、政治の世界でも。

その構造は理解して見えるようになっても、私はそこに同意も同化もできないと痛感する毎日。


日本の思いやる心や、素晴らしいチームワークが大好きだけど、場合によってはそこに犠牲になっている個人のことを思うと、個人主義に育てられた私は悲鳴をあげる。

息ができなくなる。

どんなに叩かれようと、避難されようと、私はもう二度と、私の苦しみを他人と比較しないし、私が苦しいことは世界中の皆がそれを大したことないと言ったって、認めたい。


でないと他人の苦しみも否定してしまいかねないもの。

あぁ、感情が高ぶってうまく書けない。


そんな日もある。



posted by Daya at 15:29| Comment(0) | 【眼のハナシ】

再up【眼のハナシC】Dayaの眼のハナシ。「アーレンシンドローム」「羞明(しゅうめい)」

★再upの経緯★
この記事は2011年3月にアップしたものです。
おかげさまでアーレンシンドローム(光過敏)による難読症だという事がわかり、
アーレンレンズを作り、
親子で発達障害のテストを受け、それぞれの特性もわかり、
それでも生きづらさは変わりませんが対処法がわかり、
雨用曲折二人三脚で生きてきましたが、
この度なんと!daya老眼。

普通のメガネ屋さんで老眼鏡を書いましたが、目がすごく痛い。
一定の距離からずれるとぐわんぐわんと車に酔ったようになり、
一瞬で吐き気がする。
なによりも、色付きレンズとの併用ができない。

というわけで以前お世話になっているメガネ屋さんのところに
数年ぶりに尋ねましたところ、私のこの「ブログでアーレンシンドロームや発達障害のことがわかり、
そこから私の所に来るお客さんが結構多いんですよー」
と聞いてびっくりしました。

確かに昔何か書いた記憶はあったけどそこまで影響があっただなんて、びっくりして検索しましたら、
一つはみれるけど、残りの記事がみれなくなっていました。
なので、きっとこれも何かのタイミングかと思い、再upをする事にしたのでした。
以下です。
昔のテンションなので今の私を知ってる人は違和感があるかもしれませんが、お役に立てるならと思いまして。

今日は私は老眼入りのスペシャルスペシャルメガネを発注してきたのですが
またいろんな目から鱗話がありました。
2011年から現在までのいろいろな場面でも眼に限らず、発達障害、難読症、支援する・されるについて、教育問題などいろいろと経験をしました。そこで学んだ事、気づいた事、乗り越えたことやサバイバル術など…
いつか機会があったらまとめてシェアしたほうがいいのかなぁと思ったりしています。

ま、それはいつになるかわからないので、
とりあえず、昔の記事を読めるようにしますね!

どうぞー!

===<眼のハナシシリーズリンク>===

再up【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036769.html

再up【眼のハナシA】学校との連携
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再up 【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害 
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036789.html

再up【眼のハナシC】Dayaの眼のハナシ。「アーレンシンドローム」「羞明(しゅうめい)」
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036795.html

再up【眼のハナシD】比較なんてできないのに
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036808.html

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息子の学習態度から、眼の眼のハナシが、ふっとんでしまっていて、
書けてません。

それからずっと書いてませんが、
現実は着々と息子の眼のこと、
学校での学習のことなどが進んでいて
母親として色々と知らないことを知ったり、
考えさせられたり、
ほっとしたり、
悩んだり、
腹を立てたり

しているわけです。




たとえば、息子のメガネのプリズム度があがったこととか (6月末)

学習支援センターにいって、能力テストをやったこととか (7月上旬)

そこでわかったこととか(7月下旬)

その後、学校がどう動いてくれたかとか (8月)

同じ学年の保護者の間でとんでもない噂がひろまってるとか(7月)

実は、ワタシも視力に支障があったことがわかったりとか (7月)

ワタシも能力テストを受けたとか (8月)

などなど。

今日、9月頭は

息子の検診、そして待ちに待った、

ワタシの眼の検査でした。

結論からいうと、

ワタシも外斜視だった。

息子が今プリズムをいれたメガネをかけてるのと同じくらいの

ズレはもっている。

でも、視力には問題がないので気づかなかったのだろう。

斜視よりも、どうやら

過度の光過敏、

「アーレンシンドローム」とか 

「羞明(しゅうめい)」

というものらしい。

以前、「Dayaは難読症なのかも」とNHKの番組をみせてくれた友人のことばがきっかけで、

自分の視力と本が読めない、というところについては理解することができたのだけど、

この度やっと、ちゃんと原因がわかってほっとしました。


アーレンシンドロームって知っていますか?
http://www.gakko.otsuka.tsukuba.ac.jp/Site/start_files/annai/IrlenSyndromeHP.pdf


このページにあるように、

色のついたクリアシートを文字の上においたり、

「羞明(しゅうめい)」wiki

の対処のところにあるように
「遮光眼鏡(眩しさの原因となる青色系統の光線のみをカットするように作られたサングラス)を使用する。」

することで

ぜんぜん見え方が違うのでした。

これまでのワタシの人生なんだったんだ?

とぼーっとしてしまうくらい、クリアだった。

大学院で論文とか専門書が読めなくて、

すごく自分の日本語ができないせいにしたり、

やる気がないせいにしたりして

結局博士論文は書かずに満期退学してしまったこととか、

いろんな大変だったことが

スライドショーのようにでてきて

「これだったんだ…」と。

今わかってよかった、嬉しいというのもあるけど、

呆然としてしまうほうが正直強かったです。

で、さっそく処方箋をもらい、

福祉系のメガネを扱っている眼鏡屋さんにいって

メガネを注文してきたのでした。

見やすい体験をしてしまった以上、

今、メガネがまだない状態はつらくてたまらない。

眼が痛い。

眼の周りが痛い。

緊張に気づいてしまったわけです。

ぼんやりと、ぼわーんと見えてるなか、

なんとか予測しながら手探り状態で今もこの記事を書いてるんだけど

メガネをしたらきっと快適なんだろうなー。

これで読みたかった本も読めるんだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


息子のほうはメガネの調整は順調で、

視覚から脳への情報伝達はうまくいってるみたい。

あとは、脳の統合の部分のかたよりがすごくあるので、

そこと学習プランを探っていかなくてはいけない。

斜視は、結構開きが大きくて、

将来はきっと手術をしたほうがいいくらいになるだろうとのことでした。

能力の偏りは、病院にいったらいろんな学習障害の診断名をつけられそうなくらい。

公立の学校では、診断がついたほうが、みんな扱い方がわかって、子どももそれで守られるところがあるし、補助の先生が入ってくれる。

ただ、うちの学校は、そういうのがあるのかな。

今かかわってくださっている教育カウンセラーの先生も、

もとウチの子が通う学校の教員。

色々と学校とやりとりしてくださってるし、

このままとにかく息子に無理だけさせないように見守るしかないのかも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なにはともあれ、

息子の状況、

そして自分の状況

色々と見えてきて

理解ができて

それをもとにさまざまな問題、行動などを観察できるので

すごく楽。

苦手なことはしない。

無理させない。

自分も、そこはもうがんばらない。

「知る」ということの偉大さを改めて痛感した日でした。

これからは、お会いするときは

サングラスのような、ダークな色のついためがねをかけているかと思います。

かっこつけてるわけじゃぁなくってよ(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


38年間、よくぞ肉眼でがんばってきたオレ。

本当に、よくがんばってきた。

あと少しで楽になれる。
posted by Daya at 15:26| Comment(0) | 【眼のハナシ】

再up 【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害 

★再upの経緯★
この記事は2011年3月にアップしたものです。
おかげさまでアーレンシンドローム(光過敏)による難読症だという事がわかり、
アーレンレンズを作り、
親子で発達障害のテストを受け、それぞれの特性もわかり、
それでも生きづらさは変わりませんが対処法がわかり、
雨用曲折二人三脚で生きてきましたが、
この度なんと!daya老眼。

普通のメガネ屋さんで老眼鏡を書いましたが、目がすごく痛い。
一定の距離からずれるとぐわんぐわんと車に酔ったようになり、
一瞬で吐き気がする。
なによりも、色付きレンズとの併用ができない。

というわけで以前お世話になっているメガネ屋さんのところに
数年ぶりに尋ねましたところ、私のこの「ブログでアーレンシンドロームや発達障害のことがわかり、
そこからこちらに見えるお客さんが結構多いんですよー」
と聞いてびっくりしました。

確かに昔何か書いた記憶はあったけどそこまで影響があっただなんて、びっくりして検索しましたら、
一つはみれるけど、残りの記事がみれなくなっていました。
なので、きっとこれも何かのタイミングかと思い、再upをする事にしたのでした。
以下です。
昔のテンションなので今の私を知ってる人は違和感があるかもしれませんが、お役に立てるならと思いまして。

今日は私は老眼入りのスペシャルスペシャルメガネを発注してきたのですが
またいろんな目から鱗話がありました。
2011年から現在までのいろいろな場面でも眼に限らず、発達障害、難読症、支援する・されるについて、教育問題などいろいろと経験をしました。そこで学んだ事、気づいた事、乗り越えたことやサバイバル術など…
いつか機会があったらまとめてシェアしたほうがいいのかなぁと思ったりしています。

ま、それはいつになるかわからないので、
とりあえず、昔の記事を読めるようにしますね!

どうぞー!

===<眼のハナシシリーズリンク>===

再up【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」
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再up【眼のハナシA】学校との連携
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036781.html

再up 【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害 
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036789.html

再up【眼のハナシC】Dayaの眼のハナシ。「アーレンシンドローム」「羞明(しゅうめい)」
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036795.html

再up【眼のハナシD】比較なんてできないのに
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実は眼のハナシ、沢山ネタはたまってるのです。

書くのが追いつかないだけで。

昨日はまた丁寧な診察と検査を受けてきました。

何よりも、ワタシの眼が、実は同じ外斜視だった、そして

黄色いセロファンのシートをおくと文字がすごく綺麗にくっきりと浮き出てきて、

今までに体験したことのない読みやすさを知ったことが

かなりショックでした。

8月にワタシも検査を受けることに。

これまで嫌いだ、できない、と思っていたこと、

私のやる気が足りないからだ、と責めていたこと、諦めていたこと。

あれはもしかしたら、見えていなかったからも知れない。

でも今日は別な話を書きたいので、

ワタシの眼のハナシはまた今度ね。


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昨日の検査では、

息子の眼鏡の確認、

どれくらい見えているかを図ったり、

学校のノートをもっていって、

これまでの変化や、難しいことなどを検討しながら

息子が見えている世界を理解しようとあれこれチェックしていきます。






4年生になってから突然増えた、ノート。

そこには罫線があって、

すごくチカチカしている。

息子は自分で太いペンで枠を作ったりして工夫をしている形跡がみえました。


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息子の通っている学校は、教科書を使わずに先生たちがプリントを作って

それが教材になります。

それが白黒コピーで、

文字が小さくて見にくい。

これは、視力の問題がなくても子どもの理解力に適していない、と意見をもらいました。

これは今後、学校と交渉するテーマです。

もう3回目の検査になるし、

本来なら半年に1度くらいだけど

早く、息子の世界認識を解明して、先生たちと一緒に息子がすごしやすい環境を作りたいので

3か月に1度とかの割合で通ってるので

眼科のS先生も息子の行動をよく見てくださってる。

彼がまってる間に読んでいる本とか、態度とかを確認しながら

「漫画はよめる?」

「今、まぶしい?」などと確認をしていく。


::::::::::::::::::::::::::::


色の入った眼鏡レンズも試しに使ってみます。


ワタシの視覚障害が判明したのは、

黄色いセロファンのシートをノートのプリントに置いたとき。

すごく読みやすかったのです。

息子は青が一番楽、というけど、なくてもいいという。

子どもは、色についてはまだあまりはっきりと反応しないことのほうが多いそう。

それに、あったとしても、よっぽど楽にならなければ、

他の人と違うことを気にする年齢に入ったので、多分色つきメガネは嫌がるだろう、とのこと。

メガネには色いれないけど、しっていれば

プリントや本にペラリとその色のセロファンを乗せて読むことができるので

今後もこれは探っていく予定。

::::::::::::::::::::::::::::

この次は私の検査に合わせて、

息子も検査するので、

半日片目をふせておいて、彼の斜視の開きぐあいがどれくらいなのかを図ってみることに。

でも息子の場合は、ぱっとみて焦点がずれてるようにみえないのです。

逆に、息子曰く「分身の術」といって(笑)、

あえて斜視にする、

焦点をはずすことで一つが二つにみえるようにできてるみたい。

つまり、それだけ自分の力で眼球を動かせる。

だからまだ手術は要らないんじゃないかというのと、

今の彼の年齢だと部分麻酔になってしまうので、怖がるだろうと。

当分、メガネで調整していく方針になり、

今回はプリズムを3から5に変えて、

進んだ近眼も、

身体の成長に伴い生じている、眼の距離の変化も考慮した

新しいメガネを作ります。


メガネ代がばかにならないので、保険が使えないのかきいてみたら、

8歳まではつかえる。

もしくは、生活保護を受けていれば、メガネ代は出るらしけど、

もうすぐ10歳だし、生活保護は(まだw)受けていない。

というわけで適用外 orz  

::::::::::::::::::::::::::::


今回のお話で言われたのは、

眼科がフォローできる範囲というのが限られていること。

彼の肉体的な、視力についてのサポート、をメガネということや

定期的な検査ではできるのだけど

(個人的には、S先生の経験知を分けてもらうだけでもすごいサポートになってるんだけど)

視力だけじゃなくて、

その特殊にみえているものを、彼がどう認知しているか、は

今度は教育診断、教育評価のテストを受けたほうがちゃんと理解ができるとのことで。

色が弱いのか、
文字が弱いのか。
読むのが難しいのか、
書くのがだめなのか。

形を認識するのはどうか

文字を認識するのはどうか

などなど。

(多分)


::::::::::::::::::::::::::::

それをどうやって考慮しながら教育に取り込んでいくか、という話になります。

つまり、どんなに視力のほうをメガネで合わせても、

たとえば色彩認識が弱い子、赤と黄色の認識が弱い子が

どんなに「努力」して、がんばって、

色を区別する練習をしても、

見えないのだから、苦痛な作業以外のなにものでもない。
それは、練習したからといって見えるようになるものではなくて、

「自分はできない感を繰り返す体験」になるだけ。


S先生曰く、「できないのを、確認しているようなもの。」



数字の認識が弱いのであれば、

早めに電卓の使い方を教えてあげれば、

その子は数のやりくりを学べる。


文字を書き移すのが苦手なのであれば、

早めにパソコンを教えてあげればいいじゃないか。


「発想の転換が必要なんですよ。」とS先生はいう。


その手順、その作業じゃなくても、

その子にあった手順、方法をみつけさえすれば、勉強はできる。


::::::::::::::::::::::::::::

肉体的な視覚障害と、

外の情報をどう処理するか、の認知障害と

色々なものを理解したり、統合していくというスキルが難しかったり、
感情のコントロールや集中力が難しい学習障害は

全部ちがう次元の話。


だけど、

眼が見えないので、外の世界とつながれない、
というわけで自分の世界に没頭してるだけなのに

学習態度が悪い

と言われたり、

斜視で見えないから、なんとなく書き写さないと

やる気がない と怒られたり。


それだけじゃなく、

子どものほうの問題じゃなくて

先生たちの、子どもの行動や認識の特徴を理解しないで授業をしていないか。

子どもたちの個性、多様性を受け入れるキャパがないのは、講師や学校のほうなんじゃないのか。

そういうことすら考えてしまう検査日でした。


::::::::::::::::::::::::::::

でも何よりも息子が 楽に授業に参加できるように

楽に、スムーズに学習内容が入るように

学校サイドにアプローチしていかなくてはいけないわけで。

担任の先生が理解してくれるだけでは足りなくて

専科の先生や、

新米の担任を教える、息子に間接的にかかわっている先生たちにはぜひ知っておいてもらいたいこと。

理解してもらえるように、どうすればいいのかを

前のベテラン先生と作戦会議。

やはり、眼科の先生の意見書。

そして、教育分析をしてもらった診断書。

正式なものを用意して、学校に話をしに行く。

なによりも心強いのは、

徐々に先生と病院と保護者がいい形で情報の共有ができるようになってきていること。

様々な専門的な立場から、

可能性を探れる豊かさ。


::::::::::::::::::::::::::::

この素晴らしい方々との出会いと、
そこで教えてもらったことをみなさんともシェアしたくて。

ブログのこのシリーズもその一つなんだけど、

一番知ってもらいたいのは学校の先生たち。

学校側にはお願いしても動いてくださらないようなので
(きっと震災関係で忙しい)

せっかくPTAを務めているのだからと、

学校で先生を招いて学習会をすることにしたのだー。 

どうやら、できそうな予感がするので、
楽しみ。


病院通いは骨が折れるし、
色々と大変なことも
気がかりなことも沢山あるけど
それを一緒に熱心にかかわってくれる人たちがこんなにもいるおかげで
全然苦じゃない。

息子はもちろん一番大変。
今もそうだし、
これまでの8年間、気づいてあげられるまで彼が受けてきた誤解と、
がんばってきた努力を思うと
胸が痛む。

同じくらい、胸を痛めてくれる先生たちがる。
感謝の気持ちでいっぱいです。

まだ、はじまったばかりなんだけどね。

このやりとりは多分息子がある程度落ち着くまで続くらしい。

7年とか、8年とか、無事に進路がきまり、
その子なりの道ややりかたが落ち着くまで
先生たちはケアしていくつもりなんだそうな。

素晴らしい人たちがいるなー。

::::::::::::::::::::::::::::


ワタシは38歳で自分の視力のことを気付けなかった。

これまでの大変だったこと、
なのにがんばってきたこと。

自分に対しても褒めてあげたい。

息子のおかげで気付けて、ラッキーだわ。

メガネを作ったら、
やっとあの本も、この本も、読めるのかしら。

これからが楽しみ。


コメント、感想などぜひお寄せください。
励みになります。

posted by Daya at 15:25| Comment(0) | 【眼のハナシ】

再up【眼のハナシA】学校との連携

★再upの経緯★
この記事は2011年3月にアップしたものです。
おかげさまでアーレンシンドローム(光過敏)による難読症だという事がわかり、
アーレンレンズを作り、
親子で発達障害のテストを受け、それぞれの特性もわかり、
それでも生きづらさは変わりませんが対処法がわかり、
雨用曲折二人三脚で生きてきましたが、
この度なんと!daya老眼。

普通のメガネ屋さんで老眼鏡を書いましたが、目がすごく痛い。
一定の距離からずれるとぐわんぐわんと車に酔ったようになり、
一瞬で吐き気がする。
なによりも、色付きレンズとの併用ができない。

というわけで以前お世話になっているメガネ屋さんのところに
数年ぶりに尋ねましたところ、私のこの「ブログでアーレンシンドロームや発達障害のことがわかり、
そこからこちらに見えるお客さんが結構多いんですよー」
と聞いてびっくりしました。

確かに昔何か書いた記憶はあったけどそこまで影響があっただなんて、びっくりして検索しましたら、
一つはみれるけど、残りの記事がみれなくなっていました。
なので、きっとこれも何かのタイミングかと思い、再upをする事にしたのでした。
以下です。
昔のテンションなので今の私を知ってる人は違和感があるかもしれませんが、お役に立てるならと思いまして。

今日は私は老眼入りのスペシャルスペシャルメガネを発注してきたのですが
またいろんな目から鱗話がありました。
2011年から現在までのいろいろな場面でも眼に限らず、発達障害、難読症、支援する・されるについて、教育問題などいろいろと経験をしました。そこで学んだ事、気づいた事、乗り越えたことやサバイバル術など…
いつか機会があったらまとめてシェアしたほうがいいのかなぁと思ったりしています。

ま、それはいつになるかわからないので、
とりあえず、昔の記事を読めるようにしますね!

どうぞー!

===<眼のハナシシリーズリンク>===

再up【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036769.html

再up【眼のハナシA】学校との連携
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036781.html

再up 【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害 
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036789.html

再up【眼のハナシC】Dayaの眼のハナシ。「アーレンシンドローム」「羞明(しゅうめい)」

http://shantidaya.sblo.jp/article/182036795.html

再up【眼のハナシD】比較なんてできないのに
http://shantidaya.sblo.jp/article/182036808.html

====================
↓<ここからが過去のブログ記事です。>↓
====================

lynnnote.jpg

lynnnote.jpg

今年の頭に書いたブログ記事

【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」

はとても沢山の反響があって意外でした。

とても珍しい話なので、
ぜひ迷っている人がいたら、と思ってシェアしたのですが

やはり病院を紹介してほしい、と言われたり、
近くでやはり興味を持っている人の話を教えてくれたり。

よかったよかった。

続きを!と言ってくれていたのに、
ずっと忙しかったり、腕が腱鞘炎になってしまったりして
なかなかパソコンで長文を書くことを控えていました。

・・・・・

実は3年生の3学期が終わる直前に、もう一度検査に行き、
そして明日は3回目の検査です。




不本意ながら3年生でクラスも担任の先生も変わってしまうので
すごく不安で。

先生も、ほかの先生がどれくらい息子の眼のことを理解してくれるか
やはり心配してくれて。

沢山学校に通って、息子のことについて話しました。

学校での彼のこと。
家での彼のこと。

分かち合えるとそれだけ、息子の姿が具体的に、
連携してきて

学校での彼と家での彼 が全体的にどういう感じなのか、
理解していきました。

彼の場合、見えないことが普通の感覚ですから
本人に違和感を聞いてもわからないわけです。

彼の行動をみて、
想像したり、本人に聞いたりしながら

その奇妙な行動が
読めないからなのか、
見えないからなのか、
別の理由なのかを探っていく作業。

息子を本当に愛してくれる先生がいて
とても心強い。


・・・・・


さて、そして新学期。

クラス替え。

新しい担任の先生はナント、新卒の新米先生。

心配だったけど、
その新しい先生は
とてもセンスのある人。

経験がない分、もちろんもっているカードと経験知は
これまでの先生と比較できないくらいないけれど
若さと、素直さが素敵な先生。

今までお世話になったベテラン先生も、
息子のことはこれからも色々と協力していただけることになって、
安心していました。

・・・・・


でも実際に登校してみると、
先生が名前が覚えやすいように
名簿順で席が決まって、息子は一番後ろの席。

見えないので、もちろん近くの子どもたちとだけ話したりして
全然クラスの雰囲気なんてみえてない。

あれだけ、見えないから、と言ってあったのに。
校長先生にも春休み中話したのに。

というわけで即効電話をして次の日ベテラン先生と引き継ぎの話し合い。
隣のクラスの担任の先生も、
サポートできるようにと時間をあけてくださって、
初日から、息子の特徴、眼のこと、性格のことなど色々と話をしました。



そこからも違和感があるとマメに相談。


新米先生も大変w


だけどわからないなりにとても慎重に息子を見守ってくれています。

・・・・・

今日は、明日の3回目の検査のために、
新米先生と、ベテラン先生と3人で会って
息子のノートを皆でみながら、
どういう風にかけているかを確認。

おもっていたよりもずっと書けていて、
彼がどんなにがんばっているかがわかりました。


ほかの子供から比べたら、
書くのは遅いし、
相変わらず黒板から書き写すことはやはり難しいみたいでやらないので、
新米先生は私たちの話を聞きながら、
息子の状態を把握しているよう。

どうしても、算数や理科の授業では、
最初にやることを書き写してから作業にはいるので、
息子はどうしてもそこで遅れを取ってしまう。

とても不快な体験なので
やりたくないものだから、
グデグデして、スタートが遅れる。

そして、遅れるうえに距離のある黒板をみては、
距離が近いノートに書き写すのが大変なので
集中力も、気持ちも萎えてしまう。

やる気がないのではなくて、
やる気なんてでないような経験だったりする。


・・・・・


でも、ふとある理科の紙をみると
なんだかとても立派に、綺麗に沢山文字が書かれてる。

「先生、これは?」と聞くと、
どうやら
実験の手順を書き写すのではなく、
このときはやることを、
お手本をみせながらポイントを話していき、
皆にはノートをとってもらっていたという。

息子は視覚では情報を得るのは苦手だけど
聴覚は強い。

もしかしたら、ほかの算数や理科の作業も、
書き写すのではなく、
ディクテーション(口述)で書いてもらったら?
読みあげたら?
というアイディアが出てきて
この次はそうしてみることになった。


・・・・・


途中からクラブが終わって息子が教室に戻ってきた。
他の友達もいる中、
皆、私たちが息子の眼のことで話し合いをしていることを理解していく。

「そうか、明日検査なのか」とか
実際に何が問題なのか知りたい子もいる。

ふと、ベテラン先生が、息子に
「メガネ貸して」と息子のメガネをかけてみた。

「(@_@;)」

まさにこういう表情。

次に「わたしも!」と新米の先生。



「(@_@;)」


次々と、ほかの子どもたちもそうっと息子のメガネをかけてみた。

くらくらする。
びよーんってなる。

「見えない」というイメージが全然違う次元で理解された瞬間。

このメガネのおかげで、
息子は楽になった。

息子にとっては必要なゆがみ。
このゆがみで、みんなの世界に近づける。

そこにいる人たちがちょっとだけ、
リアルに息子のズレを体感してくれたかな、
と思える瞬間だった。

・・・・・

明日は多分プリズムを3から4にあげる、
もしくは一気に5に上げてしまう話がでるでしょう。

そしたらまた、
3Dメガネの数倍も、視覚効果があるため
息子は慣れるまできっと大変。

道がまがってみえたり、
光の加減の反射とか
空間把握とか。

でもそれがあると
またきっと少し見えるようになって
できることも増えていくんだろうな。


・・・・・


明日は息子のノートをもって病院にいく。
そこの先生と、今度は息子の世界を理解する努力をする。


息子も、がんばって皆と同じ、罫線の入ったノートを使って書こうとしていたり
(本来なら多分眼がちかちかしてかきにくいはず)、

そこに太いペンで枠をつくって、
「そのほうが書きやすい」と工夫をしてみたり。

みんなが、よりよい報告を目指して
ベストを尽くしてくれている。

本当にありがたいし、
正直、自分もよく頑張ってると思う。

・・・・・

これまでとにかく知らないが故に
決めつけてしまったこと。
もう、あんなことしたくない。


先日、久しぶりに話をした保育園のスタッフとも
「寝る前に本を読んであげるときに、
息子だけが横になって読むとまぶしい」と
訴えていたことを思い出し、

「あれはきっと見えてなかったんだろうねー」と振り返って

「まぶしくないでしょ、うそつかないの、とかいっちゃったー!
あーん!知らなかったとはいえ、可哀そうなことしちゃったー!」

と焦っていた。

息子は誤解されることが一番嫌い。
ちゃんと、自分の言い分を聞いてもらいたい。
それがすごいこだわり。

こういうところからくるのかもな。

posted by Daya at 15:24| Comment(0) | 【眼のハナシ】

再up【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」

★再upの経緯★
この記事は2011年3月にアップしたものです。
おかげさまでアーレンシンドローム(光過敏)による難読症だという事がわかり、
アーレンレンズを作り、
親子で発達障害のテストを受け、それぞれの特性もわかり、
それでも生きづらさは変わりませんが対処法がわかり、
雨用曲折二人三脚で生きてきましたが、
この度なんと!daya老眼。

普通のメガネ屋さんで老眼鏡を書いましたが、目がすごく痛い。
一定の距離からずれるとぐわんぐわんと車に酔ったようになり、
一瞬で吐き気がする。
なによりも、色付きレンズとの併用ができない。

というわけで以前お世話になっているメガネ屋さんのところに
数年ぶりに尋ねましたところ、私のこの「ブログでアーレンシンドロームや発達障害のことがわかり、
そこからここに見えるお客さんが結構多いんですよー」
と聞いてびっくりしました。

確かに昔何か書いた記憶はあったけどそこまで影響があっただなんて、びっくりして検索しましたら、
一つはみれるけど、残りの記事がみれなくなっていました。
なので、きっとこれも何かのタイミングかと思い、再upをする事にしたのでした。
以下です。
昔のテンションなので今の私を知ってる人は違和感があるかもしれませんが、お役に立てるならと思いまして。

今日は私は老眼入りのスペシャルスペシャルメガネを発注してきたのですが
またいろんな目から鱗話がありました。
2011年から現在までのいろいろな場面でも眼に限らず、発達障害、難読症、支援する・されるについて、教育問題などいろいろと経験をしました。そこで学んだ事、気づいた事、乗り越えたことやサバイバル術など…
いつか機会があったらまとめてシェアしたほうがいいのかなぁと思ったりしています。

ま、それはいつになるかわからないので、
とりあえず、昔の記事を読めるようにしますね!

どうぞー!

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再up【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」
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再up【眼のハナシA】学校との連携
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再up 【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害 
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久しぶりの長文です。
覚悟して読んでねw


・・・・・


息子の話。

とても頭いい子だけど
どうしても字が汚くて。

まちがった漢字。
直されても、直しても、直らなくて。


とても一生懸命なんだけど
どこかおちゃらけてるように見えて
どうしても誤解されちゃって。

不真面目、やる気がない、じっとしてない。

母親が親バカで
かばいすぎなのか、
それとも先生たちにキャパがなくて誤解してるのか、
扱いきれないのか…

担任の先生と二人で頭をひねってました。

その先生はとても子供を愛してくれる方で、
息子のことは私と同じように見てくれていました。

「どうしてだろう?」

「なんかおかしい。」


「でも学習障害、ではないような気がする。」

身体が不調なのかもしれない。

入学時には家庭環境の大変化があったし、
母親の私もすごく不安定だったし、
メンタルなのかもしれない。

針にも通ってるし、
食べ物も運動量もある程度は気をつけてる。
整体にもつれていってる。

みんな、問題ないという。
みんな、いい子だという。


不思議な眼鏡屋さんにもいってみた。


「結構お母さんにはキツイことをいいますよ、
それでもいいんですか?」

マクロビをベースにしている場所だった。
私も玄米菜食をベースにしているので、
多分いわれるであろうことは予測がついた。

すごく遠い所にあって、
それでもなにかヒントがあると思って二人ででかけていった。


案の定、
母親の西洋と東洋の葛藤が影響してるとか、
お腹の中にいたときに砂糖を母親が食べ過ぎたんだとか、
不安で将来をみたくないようだ、とか
グサグサいわれた。

多分、はずれてはないと思う。

「出来ることは靴を揃える、
本を投げ捨てない、などでしょう。」

と言われた。

確かに、そうすると気が下がる。

がんばってそうしてみた。

でも現状は変わらなかった。

・・・・・


その後、普通に結構目の悪い近眼なんだろうと
思うようにして、とりあえずアドバイスされたことは
気をつけるようにした。

でも学校での態度や、
選科の先生からの評価は変わらなかった。

担任の先生とは相変わらず頭を悩ませていた。


そしたら担任の先生、思い出してくれた!

昔、学習障害についての研究会で一緒だった眼科の先生のこと。

その方がこういっていたことを。


「落ち着きが無いからって、
字が汚いからって、
授業の態度が悪いからって、
すぐに学習障害にしないでください。
見えてないだけなのかもしれないのだから。」



その言葉にはなんだか希望がもてた。



担任の先生と、二人で顔を見合わせえて、
「みえてるのかどうか、調べたほうがいいのかもしれない」と
希望をもった。

昔の縁をたどって、
先生が連絡を取ってくれた。

メールが大の苦手な先生が、
その眼科の方と私たちをつなげてくれた。

(先生ありがとう!)


・・・・・



年が明けて、
どきどきしながら紹介された大学病院に向う。

そこで待っていてくれたのは
担任の先生と雰囲気が似ている
「ほっこりしたやさしいおばちゃん」先生。

彼女の検査の仕方は
これまでの眼科とそんなに違う感じじゃなかったけど

彼女のしぐさが
なんだかサクサクと、
スラスラとしていて、とても好感がもてた。

色々な基本的な検査をしてわかったこと。

・息子の検査態度はとても落ち着いていて、学習障害とは思えない。
 
いわゆる学習障害と診断される子は、もっと検査をすること事態が難しい。
検査の説明は聞けるし、理解もしている。
学習障害の子は頭をおさえないと動いちゃって計れなかったり、
すぐにどこかに立ち上がってしまったりと、関係性がもちにくい(らしい)。


・確かに近眼ではあるが、同時に特殊な斜視でもある。

近くをみるときのぼんやりとした状態が、他の人よりも眼球の角度が開いているため、
焦点を合わせるときに一般の人よりもしぼる距離が長い。

その上、多分その筋肉が弱いので
すごく緊張させて焦点を合わせている。

つまり、眼とその周辺に対する筋肉の負担が一般の人の3倍〜4倍かかっている。

これはプリズムを使って検査していく。
私もプリズムを覗かせてもらい、
そこから文字を読んでみる。
彼が抱えているだろう「ズレ」と同じ厚さのプリズムの部分から覗いてみたら、
もう片方の目の周辺とか、覗いている目の後ろの後頭部の中の皮膚が
キューっと緊張していく。

数秒でギブアップ。

なにこれ?こんなに大変だったの?

なんていうんだろう、

目がチカチカする。

変にまぶしい。

とにかく、なんとなく文字は読みたくない。
目を使いたくない。

そんな体験。

・・・・・


理由がなんとなく予測ついたので、
次の検査。

お試しメガネに、プリズムを入れてみる。

「わぁ…3Dみたい!」

とはしゃぐ息子。

目が慣れてくれるまで、
10分くらいそのままかけてすごす。

息子は面白がっていると同時に
目をパチパチしている。

多分、負担かかってるんだろうと思いながら、
彼の隣にいた。

それにしてもこれまで何年もこんなに緊張しながら
この小さな人は世界をみつめてきたのかと思うと
ひたすら無知の恐ろしさをかみ締める。

一般の眼科の先生は、
「これくらいは普通の斜視です。」といった。
「何も問題はない。」と。

知らない大人は好き勝手に本人のリアリティを知らずに
見える部分だけで理解をしようとする。

解釈をする。

ついでに、ジャッジをする。

決め付けて、そうだというレッテルをはる。


これは息子に限らず私たち皆がされてることだなー、
痛いなー、と思った。

そのプロセスを息子の目のことを通して
スローモーションで自覚させてもらえた感じだった。

・・・・・


さて、そしてプリズムをメガネに入れることが役に立つかどうかのテスト。

息子は本はすごく読む。

授業で気になっていたのは、
黒板から書き写すのがすごく嫌がって、
さぼったり、いいかげんだったりすること。

漢字が微妙にずれてて、
先生が隣に大きく見本を書いても
あまりよくならないこと。

特に音楽の時間の授業態度が悪いこと。
(楽譜をもちもしない。)


そこで病院では書き写しのテストをした。

最初にプリズム無しで書き写し。

次に、プリズム入りで書き写し。

そのときはタイマーはかっていなかったけど、
私と助手の人が目を見張るほど

プリズム入りのときの書き写しのスピードが
倍くらいにアップしたのを
みたときは
まさにその場に
「!!!」 とびっくりマークが飛び散るほどだった。

やっぱり、見えていなかったんだ!

(つづく)

・・・・・



久しぶりに長文書いたら、
肩がバキバキだわ。

でもどうしてもこの話はシェアしたくって。

多分、うちの息子だけじゃない。

見えてないだけなのかもしれないというケース。

体験も想ったことも何回かに分けて書いていくので

ぜひみなさま、感想や、この情報の紹介をお願いします。

リンク大歓迎です。

もっと続きが読みたいと思ってくださった方、
どうか、twitter(dayanow)なりこちらで応援メッセージを!

Dayaはひたすら関係性の人なので、
読んでくれる相手が向こうにいるとわかると
がぜんはりきりますw













 



posted by Daya at 15:22| Comment(0) | 【眼のハナシ】

2011年09月09日

【眼のハナシC】Dayaの眼のハナシ。「アーレンシンドローム」「羞明(しゅうめい)」

息子の学習態度から、眼の眼のハナシが、ふっとんでしまっていて、
書けてません。

過去に書いたものをまとめてみよう↓

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」


【眼のハナシA】学校との連携


【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それからずっと書いてませんが、
現実は着々と息子の眼のこと、
学校での学習のことなどが進んでいて
母親として色々と知らないことを知ったり、
考えさせられたり、
ほっとしたり、
悩んだり、
腹を立てたり

しているわけです。



たとえば、息子のメガネのプリズム度があがったこととか (6月末)

学習支援センターにいって、能力テストをやったこととか (7月上旬)

そこでわかったこととか(7月下旬)

その後、学校がどう動いてくれたかとか (8月)

同じ学年の保護者の間でとんでもない噂がひろまってるとか(7月)

実は、ワタシも視力に支障があったことがわかったりとか (7月)

ワタシも能力テストを受けたとか (8月)

などなど。

今日、9月頭は

息子の検診、そして待ちに待った、

ワタシの眼の検査でした。

結論からいうと、

ワタシも外斜視だった。

息子が今プリズムをいれたメガネをかけてるのと同じくらいの

ズレはもっている。

でも、視力には問題がないので気づかなかったのだろう。

斜視よりも、どうやら

過度の光過敏、

「アーレンシンドローム」とか 

「羞明(しゅうめい)」

というものらしい。

以前、「Dayaは難読症なのかも」とNHKの番組をみせてくれた友人のことばがきっかけで、

自分の視力と本が読めない、というところについては理解することができたのだけど、

この度やっと、ちゃんと原因がわかってほっとしました。


アーレンシンドロームって知っていますか?
http://www.gakko.otsuka.tsukuba.ac.jp/Site/start_files/annai/IrlenSyndromeHP.pdf


このページにあるように、

色のついたクリアシートを文字の上においたり、

「羞明(しゅうめい)」wiki

の対処のところにあるように
「遮光眼鏡(眩しさの原因となる青色系統の光線のみをカットするように作られたサングラス)を使用する。」

することで

ぜんぜん見え方が違うのでした。

これまでのワタシの人生なんだったんだ?

とぼーっとしてしまうくらい、クリアだった。

大学院で論文とか専門書が読めなくて、

すごく自分の日本語ができないせいにしたり、

やる気がないせいにしたりして

結局博士論文は書かずに満期退学してしまったこととか、

いろんな大変だったことが

スライドショーのようにでてきて

「これだったんだ…」と。

今わかってよかった、嬉しいというのもあるけど、

呆然としてしまうほうが正直強かったです。

で、さっそく処方箋をもらい、

福祉系のメガネを扱っている眼鏡屋さんにいって

メガネを注文してきたのでした。

見やすい体験をしてしまった以上、

今、メガネがまだない状態はつらくてたまらない。

眼が痛い。

眼の周りが痛い。

緊張に気づいてしまったわけです。

ぼんやりと、ぼわーんと見えてるなか、

なんとか予測しながら手探り状態で今もこの記事を書いてるんだけど

メガネをしたらきっと快適なんだろうなー。

これで読みたかった本も読めるんだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


息子のほうはメガネの調整は順調で、

視覚から脳への情報伝達はうまくいってるみたい。

あとは、脳の統合の部分のかたよりがすごくあるので、

そこと学習プランを探っていかなくてはいけない。

斜視は、結構開きが大きくて、

将来はきっと手術をしたほうがいいくらいになるだろうとのことでした。

能力の偏りは、病院にいったらいろんな学習障害の診断名をつけられそうなくらい。

公立の学校では、診断がついたほうが、みんな扱い方がわかって、子どももそれで守られるところがあるし、補助の先生が入ってくれる。

ただ、うちの学校は、そういうのがあるのかな。

今かかわってくださっている教育カウンセラーの先生も、

もとウチの子が通う学校の教員。

色々と学校とやりとりしてくださってるし、

このままとにかく息子に無理だけさせないように見守るしかないのかも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なにはともあれ、

息子の状況、

そして自分の状況

色々と見えてきて

理解ができて

それをもとにさまざまな問題、行動などを観察できるので

すごく楽。

苦手なことはしない。

無理させない。

自分も、そこはもうがんばらない。

「知る」ということの偉大さを改めて痛感した日でした。

これからは、お会いするときは

サングラスのような、ダークな色のついためがねをかけているかと思います。

かっこつけてるわけじゃぁなくってよ(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


38年間、よくぞ肉眼でがんばってきたオレ。

本当に、よくがんばってきた。

あと少しで楽になれる。

続きを読む
posted by Daya at 00:27| Comment(0) | 【眼のハナシ】

2011年06月24日

【眼のハナシB】視覚障害 ≠(イコールではない) 認知障害 ≠ 学習障害 

実は眼のハナシ、沢山ネタはたまってるのです。

書くのが追いつかないだけで。

昨日はまた丁寧な診察と検査を受けてきました。

何よりも、ワタシの眼が、実は同じ外斜視だった、そして

黄色いセロファンのシートをおくと文字がすごく綺麗にくっきりと浮き出てきて、

今までに体験したことのない読みやすさを知ったことが

かなりショックでした。

8月にワタシも検査を受けることに。

これまで嫌いだ、できない、と思っていたこと、

私のやる気が足りないからだ、と責めていたこと、諦めていたこと。

あれはもしかしたら、見えていなかったからも知れない。

でも今日は別な話を書きたいので、

ワタシの眼のハナシはまた今度ね。


::::::::::::::::::::::::::::


昨日の検査では、

息子の眼鏡の確認、

どれくらい見えているかを図ったり、

学校のノートをもっていって、

これまでの変化や、難しいことなどを検討しながら

息子が見えている世界を理解しようとあれこれチェックしていきます。






4年生になってから突然増えた、ノート。

そこには罫線があって、

すごくチカチカしている。

息子は自分で太いペンで枠を作ったりして工夫をしている形跡がみえました。


::::::::::::::::::::::::::::

息子の通っている学校は、教科書を使わずに先生たちがプリントを作って

それが教材になります。

それが白黒コピーで、

文字が小さくて見にくい。

これは、視力の問題がなくても子どもの理解力に適していない、と意見をもらいました。

これは今後、学校と交渉するテーマです。

もう3回目の検査になるし、

本来なら半年に1度くらいだけど

早く、息子の世界認識を解明して、先生たちと一緒に息子がすごしやすい環境を作りたいので

3か月に1度とかの割合で通ってるので

眼科のS先生も息子の行動をよく見てくださってる。

彼がまってる間に読んでいる本とか、態度とかを確認しながら

「漫画はよめる?」

「今、まぶしい?」などと確認をしていく。


::::::::::::::::::::::::::::


色の入った眼鏡レンズも試しに使ってみます。


ワタシの視覚障害が判明したのは、

黄色いセロファンのシートをノートのプリントに置いたとき。

すごく読みやすかったのです。

息子は青が一番楽、というけど、なくてもいいという。

子どもは、色についてはまだあまりはっきりと反応しないことのほうが多いそう。

それに、あったとしても、よっぽど楽にならなければ、

他の人と違うことを気にする年齢に入ったので、多分色つきメガネは嫌がるだろう、とのこと。

メガネには色いれないけど、しっていれば

プリントや本にペラリとその色のセロファンを乗せて読むことができるので

今後もこれは探っていく予定。

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この次は私の検査に合わせて、

息子も検査するので、

半日片目をふせておいて、彼の斜視の開きぐあいがどれくらいなのかを図ってみることに。

でも息子の場合は、ぱっとみて焦点がずれてるようにみえないのです。

逆に、息子曰く「分身の術」といって(笑)、

あえて斜視にする、

焦点をはずすことで一つが二つにみえるようにできてるみたい。

つまり、それだけ自分の力で眼球を動かせる。

だからまだ手術は要らないんじゃないかというのと、

今の彼の年齢だと部分麻酔になってしまうので、怖がるだろうと。

当分、メガネで調整していく方針になり、

今回はプリズムを3から5に変えて、

進んだ近眼も、

身体の成長に伴い生じている、眼の距離の変化も考慮した

新しいメガネを作ります。


メガネ代がばかにならないので、保険が使えないのかきいてみたら、

8歳まではつかえる。

もしくは、生活保護を受けていれば、メガネ代は出るらしけど、

もうすぐ10歳だし、生活保護は(まだw)受けていない。

というわけで適用外 orz  

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今回のお話で言われたのは、

眼科がフォローできる範囲というのが限られていること。

彼の肉体的な、視力についてのサポート、をメガネということや

定期的な検査ではできるのだけど

(個人的には、S先生の経験知を分けてもらうだけでもすごいサポートになってるんだけど)

視力だけじゃなくて、

その特殊にみえているものを、彼がどう認知しているか、は

今度は教育診断、教育評価のテストを受けたほうがちゃんと理解ができるとのことで。

色が弱いのか、
文字が弱いのか。
読むのが難しいのか、
書くのがだめなのか。

形を認識するのはどうか

文字を認識するのはどうか

などなど。

(多分)


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それをどうやって考慮しながら教育に取り込んでいくか、という話になります。

つまり、どんなに視力のほうをメガネで合わせても、

たとえば色彩認識が弱い子、赤と黄色の認識が弱い子が

どんなに「努力」して、がんばって、

色を区別する練習をしても、

見えないのだから、苦痛な作業以外のなにものでもない。
それは、練習したからといって見えるようになるものではなくて、

「自分はできない感を繰り返す体験」になるだけ。


S先生曰く、「できないのを、確認しているようなもの。」



数字の認識が弱いのであれば、

早めに電卓の使い方を教えてあげれば、

その子は数のやりくりを学べる。


文字を書き移すのが苦手なのであれば、

早めにパソコンを教えてあげればいいじゃないか。


「発想の転換が必要なんですよ。」とS先生はいう。


その手順、その作業じゃなくても、

その子にあった手順、方法をみつけさえすれば、勉強はできる。


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肉体的な視覚障害と、

外の情報をどう処理するか、の認知障害と

色々なものを理解したり、統合していくというスキルが難しかったり、
感情のコントロールや集中力が難しい学習障害は

全部ちがう次元の話。


だけど、

眼が見えないので、外の世界とつながれない、
というわけで自分の世界に没頭してるだけなのに

学習態度が悪い

と言われたり、

斜視で見えないから、なんとなく書き写さないと

やる気がない と怒られたり。


それだけじゃなく、

子どものほうの問題じゃなくて

先生たちの、子どもの行動や認識の特徴を理解しないで授業をしていないか。

子どもたちの個性、多様性を受け入れるキャパがないのは、講師や学校のほうなんじゃないのか。

そういうことすら考えてしまう検査日でした。


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でも何よりも息子が 楽に授業に参加できるように

楽に、スムーズに学習内容が入るように

学校サイドにアプローチしていかなくてはいけないわけで。

担任の先生が理解してくれるだけでは足りなくて

専科の先生や、

新米の担任を教える、息子に間接的にかかわっている先生たちにはぜひ知っておいてもらいたいこと。

理解してもらえるように、どうすればいいのかを

前のベテラン先生と作戦会議。

やはり、眼科の先生の意見書。

そして、教育分析をしてもらった診断書。

正式なものを用意して、学校に話をしに行く。

なによりも心強いのは、

徐々に先生と病院と保護者がいい形で情報の共有ができるようになってきていること。

様々な専門的な立場から、

可能性を探れる豊かさ。


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この素晴らしい方々との出会いと、
そこで教えてもらったことをみなさんともシェアしたくて。

ブログのこのシリーズもその一つなんだけど、

一番知ってもらいたいのは学校の先生たち。

学校側にはお願いしても動いてくださらないようなので
(きっと震災関係で忙しい)

せっかくPTAを務めているのだからと、

学校で先生を招いて学習会をすることにしたのだー。 

どうやら、できそうな予感がするので、
楽しみ。


病院通いは骨が折れるし、
色々と大変なことも
気がかりなことも沢山あるけど
それを一緒に熱心にかかわってくれる人たちがこんなにもいるおかげで
全然苦じゃない。

息子はもちろん一番大変。
今もそうだし、
これまでの8年間、気づいてあげられるまで彼が受けてきた誤解と、
がんばってきた努力を思うと
胸が痛む。

同じくらい、胸を痛めてくれる先生たちがる。
感謝の気持ちでいっぱいです。

まだ、はじまったばかりなんだけどね。

このやりとりは多分息子がある程度落ち着くまで続くらしい。

7年とか、8年とか、無事に進路がきまり、
その子なりの道ややりかたが落ち着くまで
先生たちはケアしていくつもりなんだそうな。

素晴らしい人たちがいるなー。

::::::::::::::::::::::::::::


ワタシは38歳で自分の視力のことを気付けなかった。

これまでの大変だったこと、
なのにがんばってきたこと。

自分に対しても褒めてあげたい。

息子のおかげで気付けて、ラッキーだわ。

メガネを作ったら、
やっとあの本も、この本も、読めるのかしら。

これからが楽しみ。


コメント、感想などぜひお寄せください。
励みになります。

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posted by Daya at 00:33| Comment(1) | 【眼のハナシ】

2011年06月21日

【眼のハナシA】学校との連携

lynnnote.jpg

今年の頭に書いたブログ記事

【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」

はとても沢山の反響があって意外でした。

とても珍しい話なので、
ぜひ迷っている人がいたら、と思ってシェアしたのですが

やはり病院を紹介してほしい、と言われたり、
近くでやはり興味を持っている人の話を教えてくれたり。

よかったよかった。

続きを!と言ってくれていたのに、
ずっと忙しかったり、腕が腱鞘炎になってしまったりして
なかなかパソコンで長文を書くことを控えていました。

・・・・・

実は3年生の3学期が終わる直前に、もう一度検査に行き、
そして明日は3回目の検査です。




不本意ながら3年生でクラスも担任の先生も変わってしまうので
すごく不安で。

先生も、ほかの先生がどれくらい息子の眼のことを理解してくれるか
やはり心配してくれて。

沢山学校に通って、息子のことについて話しました。

学校での彼のこと。
家での彼のこと。

分かち合えるとそれだけ、息子の姿が具体的に、
連携してきて

学校での彼と家での彼 が全体的にどういう感じなのか、
理解していきました。

彼の場合、見えないことが普通の感覚ですから
本人に違和感を聞いてもわからないわけです。

彼の行動をみて、
想像したり、本人に聞いたりしながら

その奇妙な行動が
読めないからなのか、
見えないからなのか、
別の理由なのかを探っていく作業。

息子を本当に愛してくれる先生がいて
とても心強い。


・・・・・


さて、そして新学期。

クラス替え。

新しい担任の先生はナント、新卒の新米先生。

心配だったけど、
その新しい先生は
とてもセンスのある人。

経験がない分、もちろんもっているカードと経験知は
これまでの先生と比較できないくらいないけれど
若さと、素直さが素敵な先生。

今までお世話になったベテラン先生も、
息子のことはこれからも色々と協力していただけることになって、
安心していました。

・・・・・


でも実際に登校してみると、
先生が名前が覚えやすいように
名簿順で席が決まって、息子は一番後ろの席。

見えないので、もちろん近くの子どもたちとだけ話したりして
全然クラスの雰囲気なんてみえてない。

あれだけ、見えないから、と言ってあったのに。
校長先生にも春休み中話したのに。

というわけで即効電話をして次の日ベテラン先生と引き継ぎの話し合い。
隣のクラスの担任の先生も、
サポートできるようにと時間をあけてくださって、
初日から、息子の特徴、眼のこと、性格のことなど色々と話をしました。



そこからも違和感があるとマメに相談。


新米先生も大変w


だけどわからないなりにとても慎重に息子を見守ってくれています。

・・・・・

今日は、明日の3回目の検査のために、
新米先生と、ベテラン先生と3人で会って
息子のノートを皆でみながら、
どういう風にかけているかを確認。

おもっていたよりもずっと書けていて、
彼がどんなにがんばっているかがわかりました。


ほかの子供から比べたら、
書くのは遅いし、
相変わらず黒板から書き写すことはやはり難しいみたいでやらないので、
新米先生は私たちの話を聞きながら、
息子の状態を把握しているよう。

どうしても、算数や理科の授業では、
最初にやることを書き写してから作業にはいるので、
息子はどうしてもそこで遅れを取ってしまう。

とても不快な体験なので
やりたくないものだから、
グデグデして、スタートが遅れる。

そして、遅れるうえに距離のある黒板をみては、
距離が近いノートに書き写すのが大変なので
集中力も、気持ちも萎えてしまう。

やる気がないのではなくて、
やる気なんてでないような経験だったりする。


・・・・・


でも、ふとある理科の紙をみると
なんだかとても立派に、綺麗に沢山文字が書かれてる。

「先生、これは?」と聞くと、
どうやら
実験の手順を書き写すのではなく、
このときはやることを、
お手本をみせながらポイントを話していき、
皆にはノートをとってもらっていたという。

息子は視覚では情報を得るのは苦手だけど
聴覚は強い。

もしかしたら、ほかの算数や理科の作業も、
書き写すのではなく、
ディクテーション(口述)で書いてもらったら?
読みあげたら?
というアイディアが出てきて
この次はそうしてみることになった。


・・・・・


途中からクラブが終わって息子が教室に戻ってきた。
他の友達もいる中、
皆、私たちが息子の眼のことで話し合いをしていることを理解していく。

「そうか、明日検査なのか」とか
実際に何が問題なのか知りたい子もいる。

ふと、ベテラン先生が、息子に
「メガネ貸して」と息子のメガネをかけてみた。

「(@_@;)」

まさにこういう表情。

次に「わたしも!」と新米の先生。



「(@_@;)」


次々と、ほかの子どもたちもそうっと息子のメガネをかけてみた。

くらくらする。
びよーんってなる。

「見えない」というイメージが全然違う次元で理解された瞬間。

このメガネのおかげで、
息子は楽になった。

息子にとっては必要なゆがみ。
このゆがみで、みんなの世界に近づける。

そこにいる人たちがちょっとだけ、
リアルに息子のズレを体感してくれたかな、
と思える瞬間だった。

・・・・・

明日は多分プリズムを3から4にあげる、
もしくは一気に5に上げてしまう話がでるでしょう。

そしたらまた、
3Dメガネの数倍も、視覚効果があるため
息子は慣れるまできっと大変。

道がまがってみえたり、
光の加減の反射とか
空間把握とか。

でもそれがあると
またきっと少し見えるようになって
できることも増えていくんだろうな。


・・・・・


明日は息子のノートをもって病院にいく。
そこの先生と、今度は息子の世界を理解する努力をする。


息子も、がんばって皆と同じ、罫線の入ったノートを使って書こうとしていたり
(本来なら多分眼がちかちかしてかきにくいはず)、

そこに太いペンで枠をつくって、
「そのほうが書きやすい」と工夫をしてみたり。

みんなが、よりよい報告を目指して
ベストを尽くしてくれている。

本当にありがたいし、
正直、自分もよく頑張ってると思う。

・・・・・

これまでとにかく知らないが故に
決めつけてしまったこと。
もう、あんなことしたくない。


先日、久しぶりに話をした保育園のスタッフとも
「寝る前に本を読んであげるときに、
息子だけが横になって読むとまぶしい」と
訴えていたことを思い出し、

「あれはきっと見えてなかったんだろうねー」と振り返って

「まぶしくないでしょ、うそつかないの、とかいっちゃったー!
あーん!知らなかったとはいえ、可哀そうなことしちゃったー!」

と焦っていた。

息子は誤解されることが一番嫌い。
ちゃんと、自分の言い分を聞いてもらいたい。
それがすごいこだわり。

こういうところからくるのかもな。

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posted by Daya at 23:22| Comment(0) | 【眼のハナシ】

2011年02月11日

【眼のハナシ@】「すぐに学習障害にしないでください。」

久しぶりの長文です。
覚悟して読んでねw


・・・・・


息子の話。

とても頭いい子だけど
どうしても字が汚くて。

まちがった漢字。
直されても、直しても、直らなくて。


とても一生懸命なんだけど
どこかおちゃらけてるように見えて
どうしても誤解されちゃって。

不真面目、やる気がない、じっとしてない。

母親が親バカで
かばいすぎなのか、
それとも先生たちにキャパがなくて誤解してるのか、
扱いきれないのか…

担任の先生と二人で頭をひねってました。

その先生はとても子供を愛してくれる方で、
息子のことは私と同じように見てくれていました。

「どうしてだろう?」

「なんかおかしい。」


「でも学習障害、ではないような気がする。」

身体が不調なのかもしれない。

入学時には家庭環境の大変化があったし、
母親の私もすごく不安定だったし、
メンタルなのかもしれない。

針にも通ってるし、
食べ物も運動量もある程度は気をつけてる。
整体にもつれていってる。

みんな、問題ないという。
みんな、いい子だという。


不思議な眼鏡屋さんにもいってみた。


「結構お母さんにはキツイことをいいますよ、
それでもいいんですか?」

マクロビをベースにしている場所だった。
私も玄米菜食をベースにしているので、
多分いわれるであろうことは予測がついた。

すごく遠い所にあって、
それでもなにかヒントがあると思って二人ででかけていった。


案の定、
母親の西洋と東洋の葛藤が影響してるとか、
お腹の中にいたときに砂糖を母親が食べ過ぎたんだとか、
不安で将来をみたくないようだ、とか
グサグサいわれた。

多分、はずれてはないと思う。

「出来ることは靴を揃える、
本を投げ捨てない、などでしょう。」

と言われた。

確かに、そうすると気が下がる。

がんばってそうしてみた。

でも現状は変わらなかった。

・・・・・


その後、普通に結構目の悪い近眼なんだろうと
思うようにして、とりあえずアドバイスされたことは
気をつけるようにした。

でも学校での態度や、
選科の先生からの評価は変わらなかった。

担任の先生とは相変わらず頭を悩ませていた。


そしたら担任の先生、思い出してくれた!

昔、学習障害についての研究会で一緒だった眼科の先生のこと。

その方がこういっていたことを。


「落ち着きが無いからって、
字が汚いからって、
授業の態度が悪いからって、
すぐに学習障害にしないでください。
見えてないだけなのかもしれないのだから。」



その言葉にはなんだか希望がもてた。



担任の先生と、二人で顔を見合わせえて、
「みえてるのかどうか、調べたほうがいいのかもしれない」と
希望をもった。

昔の縁をたどって、
先生が連絡を取ってくれた。

メールが大の苦手な先生が、
その眼科の方と私たちをつなげてくれた。

(先生ありがとう!)


・・・・・



年が明けて、
どきどきしながら紹介された大学病院に向う。

そこで待っていてくれたのは
担任の先生と雰囲気が似ている
「ほっこりしたやさしいおばちゃん」先生。

彼女の検査の仕方は
これまでの眼科とそんなに違う感じじゃなかったけど

彼女のしぐさが
なんだかサクサクと、
スラスラとしていて、とても好感がもてた。

色々な基本的な検査をしてわかったこと。

・息子の検査態度はとても落ち着いていて、学習障害とは思えない。
 
いわゆる学習障害と診断される子は、もっと検査をすること事態が難しい。
検査の説明は聞けるし、理解もしている。
学習障害の子は頭をおさえないと動いちゃって計れなかったり、
すぐにどこかに立ち上がってしまったりと、関係性がもちにくい(らしい)。


・確かに近眼ではあるが、同時に特殊な斜視でもある。

近くをみるときのぼんやりとした状態が、他の人よりも眼球の角度が開いているため、
焦点を合わせるときに一般の人よりもしぼる距離が長い。

その上、多分その筋肉が弱いので
すごく緊張させて焦点を合わせている。

つまり、眼とその周辺に対する筋肉の負担が一般の人の3倍〜4倍かかっている。

これはプリズムを使って検査していく。
私もプリズムを覗かせてもらい、
そこから文字を読んでみる。
彼が抱えているだろう「ズレ」と同じ厚さのプリズムの部分から覗いてみたら、
もう片方の目の周辺とか、覗いている目の後ろの後頭部の中の皮膚が
キューっと緊張していく。

数秒でギブアップ。

なにこれ?こんなに大変だったの?

なんていうんだろう、

目がチカチカする。

変にまぶしい。

とにかく、なんとなく文字は読みたくない。
目を使いたくない。

そんな体験。

・・・・・


理由がなんとなく予測ついたので、
次の検査。

お試しメガネに、プリズムを入れてみる。

「わぁ…3Dみたい!」

とはしゃぐ息子。

目が慣れてくれるまで、
10分くらいそのままかけてすごす。

息子は面白がっていると同時に
目をパチパチしている。

多分、負担かかってるんだろうと思いながら、
彼の隣にいた。

それにしてもこれまで何年もこんなに緊張しながら
この小さな人は世界をみつめてきたのかと思うと
ひたすら無知の恐ろしさをかみ締める。

一般の眼科の先生は、
「これくらいは普通の斜視です。」といった。
「何も問題はない。」と。

知らない大人は好き勝手に本人のリアリティを知らずに
見える部分だけで理解をしようとする。

解釈をする。

ついでに、ジャッジをする。

決め付けて、そうだというレッテルをはる。


これは息子に限らず私たち皆がされてることだなー、
痛いなー、と思った。

そのプロセスを息子の目のことを通して
スローモーションで自覚させてもらえた感じだった。

・・・・・


さて、そしてプリズムをメガネに入れることが役に立つかどうかのテスト。

息子は本はすごく読む。

授業で気になっていたのは、
黒板から書き写すのがすごく嫌がって、
さぼったり、いいかげんだったりすること。

漢字が微妙にずれてて、
先生が隣に大きく見本を書いても
あまりよくならないこと。

特に音楽の時間の授業態度が悪いこと。
(楽譜をもちもしない。)


そこで病院では書き写しのテストをした。

最初にプリズム無しで書き写し。

次に、プリズム入りで書き写し。

そのときはタイマーはかっていなかったけど、
私と助手の人が目を見張るほど

プリズム入りのときの書き写しのスピードが
倍くらいにアップしたのを
みたときは
まさにその場に
「!!!」 とびっくりマークが飛び散るほどだった。

やっぱり、見えていなかったんだ!

(つづく)

・・・・・



久しぶりに長文書いたら、
肩がバキバキだわ。

でもどうしてもこの話はシェアしたくって。

多分、うちの息子だけじゃない。

見えてないだけなのかもしれないというケース。

体験も想ったことも何回かに分けて書いていくので

ぜひみなさま、感想や、この情報の紹介をお願いします。

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がぜんはりきりますw













 



posted by Daya at 00:33| Comment(0) | 【眼のハナシ】